Monday, April 13, 2009

Selecting Yamashita SIG Research Award candidates

FI研からの平成21年度山下記念研究賞の推薦論文選定作業に着手。
歴代のFI研からの受賞者を調べてみると:

神門 典子 構成要素カテゴリを用いた原著論文の内部構造分析(92-FI-25)
林  泰樹 企業データの分析とデータ管理-実施例に基づく報告-(FIシンポ95)
中渡瀬秀一 統計的手法によるテキストからの重要語抽出メカニズム(95-FI-39)
木本 晴夫 日本語情報検索システム評価用テストコレクションの構築(FIシンポ98)
栗山 和子 大規模テストコレクション構築のためのプーリ ングについて:NTCIR-1の予備テストの分析(99-FI-54)
黒橋 禎夫 入力質問と知識ベースとの柔軟なマッチングに基づく対話的ヘルプシステム(情報学シンポ2001)
今村 誠 素性論理に基づくXML文書ルール記述言語DRDL(2004-FI-74)
賀沢 秀人 最大マージン原理にもとづく多重トピック文書の自動分類(2004-FI-76)
酒井 哲也 A Further Note on Evaluation Metrics for the Task of Finding One Highly Relevant Document(2006-FI-82)
相澤 彰子 類語関係抽出タスクにおけるコーパス規模拡大の影響(2006-FI-84)
吉田 慶章 オントロジーを用いたニュース理解支援方式(2008-FI-90)

ううむ、「おっさん」が多いな。(なお、同一研究会からの二度の受賞は不可。)SIGIRのbest student paper awardにならって、若手向けのFI研独自の賞を新設したほうがよいかも知れない。つまり、山下賞推薦論文が「おっさん」論文だった場合のみ、若手の受賞論文を別途選定する。

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